嵐の中でも歌とダンスの実力が評価されることの多い、大野智さん。
絵画もうまく、その芸術的なセンスは多方面に及んでいます。
今回は大野智さんのダンスの実力と評価について、調べてみました!
ダンスを始めったきっかけ
大野智さんがダンスを始めたきっかけは
ジャニーズのオーディションです。
なんでもオーディションの時に最後尾にいたために、
身長が低いこともあって、前が見えませんでした。
そこで一緒に来ていた母親に手を降っていたところ、
社長のジャニーさんに「前に行って踊れ!」と怒られたそうです。
そしていざ前で踊ってみると褒められて、
その事をきっかけにダンスに興味を持ち始めました。
京都での修行
大野智さんは17歳の時に京都で「KYO TO KYO」という舞台に出演し、
ジャズダンスを極めるために、高校を中退。
2年間のダンス修行をすることになります。
その際に、プロのダンサーから「君、プロにならない?」と
スカウトをされるほどにセンスを認められ、メキメキと上達していきます。
ジャニーさんは大野智さんのリズム感とダンスを高く評価しており、
大野智さんが先輩ユニットのバックダンサーを務める頃には、
「新人Jr.は大野の後ろで踊れ」と言われるくらいになっていました。
さらに大野智さんはアクロバットを極めたいという思いから、
前述の京都の舞台で知り合ったアクションを専門とする俳優から、
基礎からアクロバットの技術を教えてもらいました。
今では、コンサートでバク転やバク宙などを披露することもありますが、
それはこの時の練習の成果なのです。
おっとりとした雰囲気からは想像が出来ませんが、
何かを極めるためには没頭するタイプのようです。
ジャズダンスを極めるために高校をさらっとや辞めてしまうあたりが、
大野智さんのカッコよさなのでしょう。
先輩にダンスを教え、嵐の振付も行う
ダンスを覚える能力がピカイチだったために、
振付師の人から先にダンスを教わり、
忙しい先輩の為にダンスを教えていたという大野智さん。
そのためデビュー前には、
一般の人からはほとんど認知されていなかったものの、
ジャニーズ内では知らない人がいないほど、別格の扱いだったようです。
また、嵐の曲でも振り付けを担当することもあり、
最近ではドラマ「失恋ショコラティエ」の主題歌になった
「Bittersweet」のダンスの振り付けを創作しました。
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イメージから振り付けを考えるために、
メンバーに伝える方法も独特です。
通常ダンスを行うときは、「1,2,3,4」と
カウントを取りながら踊るのが普通です。
しかし大野智さんの場合は、
「ここでパン」
「タンタタン」
と、かなり感覚的な伝え方をするようです。
昔の長嶋茂雄みたいですね(笑)
しかし、そのやり方で理解して踊りきってしまう嵐のメンバーもさすがといったところ。
普段からの信頼関係があるからこそ
出来ることなのかも知れません。
ケント・モリも大野智を評価
大野智さんは絵では草間彌生さんや奈良美智さんとコラボをしていますが、
ダンスでもケント・モリさんとマイケルのダンスを踊りました。
ケント・モリさんとは、
マドンナとマイケル・ジャクソンが争奪戦を繰り広げたバックダンサーで、
恐らく世界で一番有名な日本ダンサーです。
そんなケント・モリさんと大野智さんは24時間テレビで
マイケルのコラボダンスを披露。
そのあまりの完成度に会場も大きくわきました。
ケント・モリさんも、
「時間がない中で短いリハーサルしか出来なくて、
ほとんどぶっつけ本番だったにも関わらず、
バッチリ合わせてきたことに、プロを感じた」
とコメント。
大野智さんはアーティストと呼ばれる方々から、
本当に愛される人のようです。
ちなみ大野智さんはジャズダンスだけでなく、
ロッキング、カポエラ、ストリートなど、
様々なジャンルを踊ることが出来ます。
そしてアクロバットでの素養もあるために、
かなりオリジナル性に富んだダンススタイルを
披露することもあります。
ダンスで手を抜いていることがある?
それではそろそろ大野智さんのダンスを見ていただきましょう。
大野智さんは
「嵐でのダンスで手を抜いている」
と言われることがあります。
(もし見られていない場合は、大野智さんのソロのダンスと、
嵐での時のダンスを比べてみてください。)
しかしこれにはどうにも理由があるようで、
グループとしての水準に合わせているというところが
本当の所のようです。
あまり見る機会が無いのでわかりにくい部分があるのですが、
グループでダンスを踊る場合、一人が突出して上手だと、
全体的に違和感を感じてしまい、見る側の気が散ってしまいます。
大野智さん当初はそんなことを気にしていなかったようですが、
あるときに先輩から指摘され、グループでのシナジーを
最大限発揮するように踊るように意識するようになったとか。
そのため、自分のソロダンスに関しては、
細かくきれいな振付をしますが、
嵐の曲では全員が可愛く見えるような振付を意識しており、
この部分でもその芸術性を遺憾なく発揮しています。
歌もうまく、ダンスも一流。
嵐のアーティスト性を支えているという意味では、
大野智さんは本当に立派なリーダーだと言えますね。