大胆な発言と挑発的な態度でメディアを騒がせてきた、
プロボクサーの亀田三兄弟。
現在所属するジムは、日本ボクシングコミッションからの
許可が降りず、日本国内での試合が不可能の状況のようです。
新たなジムを立ち上げるとの噂もありますが、
次回の試合予定はいつ頃なのでしょうか?
亀田ジムがライセンスを剥奪された理由
ご存知の方もいると思いますが、
ボクシング選手のライセンスはジムを通してしか
申請が出来ません。
そしてジムには、運営に必要な3つのライセンスが有ります。
クラブオーナーライセンス
プロモーターライセンス
マネジャーライセンス
これらのライセンスがないと、興行を開催出来ないだけでなく、
所属選手は国内での試合参加をすることが出来ません。
亀田ジムは日本ボクシングコミッション(以下、JBC)から、
「ガバナンスが不健全」という理由で、
事実上のライセンス剥奪を受けました。
その背景には2013年12月の亀田大毅の「負けても王者」問題や、
2000年以降にJCBが厳重注意として処分を下した51件のうち、
亀田ジムは6件と突出した数字になっていたことが、
原因とされています。
このJCBの対応に対し、亀田側は法廷での争いも辞さない態度でしたが、
ボクシング業界からの冷たい反応もあり、実現はしませんでした。
新ジムを開設も、許可が降りず
ライセンスの問題を解決するために、
2014年の3月に東京の世田谷にジムをオープン。
しかしながら、このジムに対してもライセンスの許可が降りず、
国内での試合開催が絶望的な状況です。
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そこで、協栄ジムの元トレーナーである大竹重幸さんを
新会長に据えた、新たなジム設立を検討しており、
既に大竹さんサイドには打診済みで反応は良好のようです。
直近の成績
→スーパーフライ級への転向を希望し、王座を返上
33戦32勝(17KO)1敗
亀田大毅:2013年12月にWBA世界スーパーフライ級で判定負け
→32戦29勝(18KO)4敗
亀田和毅:2013年12月にWBOバンダム級王座を判定勝ちで1度目の防衛
→29戦29勝18KO(無敗)
当初からボクシングの才能があると言われてきた、
三男の亀田和毅がやはり順当な成績を残しているようです。
次回の試合予定は?
WBOバンタム級チャンピオンの亀田和毅の2度目の防衛戦が
5月10日にメキシコにて行われる予定でしたが、
調整がつかずに延期していました。
しかしながら、7月12日にアメリカのラスベガスで、
試合が開催されるとの方向が濃厚のようです。
その対戦相手は、同じバンダム級1位のプンルアン氏(タイ)の
予定です。
オリンピックの村田諒太の活躍により、
ボクシング界への注目が高まっている今、
亀田三兄弟はどのような活躍を見せてくれるのでしょうか?