ニュージランドに温泉旅館があるってご存知でしたか?
実はニュージーランドという国は
知る人ぞ知る温泉大国なのです。
そんなニュージーランドで荻野多賀子が経営する、
和風の温泉旅館、「マルイア温泉旅館」を調べてみました!
兄の急死でニュージーランドに
荻野さんの実家は新潟で、
赤倉温泉 ホテル秀山 七つの扉
という温泉旅館を経営しています。
そして1990年にニュージーランドの温泉施設を買い取り、
弟さんが社長に就任し、事業をスタートしたそうです。
しかし、マルイア温泉がオープンして1年後に、
実家を取り仕切っていた兄が急死してしまい、
弟が急遽日本の実家に戻ることになり、
荻野さんがニュージーランドに行くことになります。
日本とニュージーランドの「おもてなし」
荻野さんは20名の日本従業員を率いて運営をしていますが、
日本のやり方をそのまま押し付けるのではなく、
ニュージーランド流も取り入れた「おもてなし」で
温泉ブームを巻き起こしました。
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料理にポークベリーやマウンテンロールを出す一方で、
浴衣の無料貸出しや折り紙のプレゼントなど、
柔軟なサービスを提供しています。
また、マルイア温泉は山奥に位置しているため、
電気が通っておらず、水力で自家発電をしているそうです。
荻野さんは従業員とともに水源の掃除も行うなど、
日々地道な作業も積み重ねているようです。
宿泊料金と評判
さて、マルイア温泉ですが、
気になるのはその宿泊料金と評判。
公式サイトによれば、宿泊料金は,
素泊まりで199NZドル(約1.8万円)
食事付きで239NZドル(約2万円)
日本とさほど変わらない料金のようです。
ちなみに、
日帰り入浴は、大人22NZドル(約2,000円)でした。
世界のホテルや宿泊場所の評判がわかる、
TripAdvisorでは5段階中での評価が3.5。
レビューの件数は105件でした。
値段が少々高いという意見もありながら、
やはり温泉の評判は上々のようです。
ニュージーランドに立ち寄られた際には、
行かれてみてはいかがでしょうか?