カンブリア宮殿に出演した、ファームドゥの
岩井雅之代表取締役。
日本の農業における流通の革命を起こしていることで、
非常に有名な方です。
「野菜は鮮度が命」ということを骨の髄から
分かっている岩井雅之社長。
そんなファームドゥが展開する野菜専門のレストランと
モンゴル事業について調べてみました。
ファームドゥってどんな会社?
ファームドゥの設立は1994年で、農業資材を販売する店舗として、
スタートを切りました。
そして、農産物直売所としての事業を手がけたことをきっかけとして、
業態転換を行い、多店舗展開を進めました。
本部は群馬県にあり、群馬を中心とした農家の野菜を集荷、
販売することを根幹事業の一つととして、掲げています。
大型農家にとどまらず、高齢・小規模農家も積極的な
参加をしているようです。
野菜の販売手数料は、ファームドゥが集荷をする場合には、
約20%で、さらに都内販売を希望する場合は上乗せで8%の
手数料を取るそうです。
しかしながら、都内の方が価格設定を高く出来るため、
都内での販売を希望する農家が多いとのことです。
野菜専門レストランの評判
ファームドゥは、野菜販売を行う「食の駅」という
野菜販売をする高崎の店舗で、「あいberry」というレストランを
経営しています。
こちらは地元の農家が作った新鮮野菜を食べられる事が
魅力のレストランで、地元では人気のあるお店だそうです。
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ちなみに気になるお値段ですが、
週替りランチが680円
サラダバーは+200円
という価格帯で、新鮮野菜を食べ放題。
そのお手軽な値段から、評判は上々のようです。
モンゴル事業も?
実はモンゴルの首都であるウランバートルでは、
野菜の大半を輸入に頼っており、その安全・鮮度に関して、
芳しい状況ではありません。
そして、モンゴルでは経済成長に伴う所得水準の向上で、
品質が高い農産物への需要が拡大すると
岩井社長はみました。
そのような背景を鑑みた上で、ファームドゥは
2012年より合弁生産という形を取り、野菜の生産を開始。
イチゴ、レタス、キュウリなどを栽培し、合弁相手の
スーパーでの販売をする予定です。
事業が軌道に乗れば、隣国ロシアへの輸出も
視野にいれて活動をしていくようです。
日本の技術が評価されて、世界に羽ばたくのは
非常に嬉しいですね!