井浩二のチームアトム、厚木で開発のパワーアシストハンドの価格は?

            

神奈川県の厚木を拠点にする、井浩二さんが代表を務める、
チームアトムをご存知でしょうか?

たった6人しかいないこのチームは、
リハビリの分野で最も難易度の高い、
モノを掴んで離すというリハビリ機能を
備えたパワーアシストハンドの開発に成功しました。

しかも、この6人、印刷や写真など、
全員が専門外のチーム

一体どういう集団なのでしょうか?

Sponsored Link

チームアトムとは?

チームアトム1

元々は職業も年齢も違う、飲み友達というところから、
チームの土台となる人間関係がスタートしたようです。

 

月に1~2回の飲み会の中で、
国や地域の活性化について話し合うというのが、
定番だったそう。

 

その中で、「次の世代に何を残せるか?」という
事を強く意識している事は共通しており、
「何とかしなければいけない」という使命感も共有していたそうです。

 

そしてそのことがきっかけで、
チームアトムが結成されました。

 

名前の由来はもちろん手塚治虫の漫画「アトム」から。

 

子供時代にワクワクした、アトムで描かれた未来。
それが現実になったように、自分たちも子供たちに、
魅力ある未来を、夢を持って欲しいとの願いから名づけられました。

全員が専門外のメンバー

チームアトム

厚木の地域活性化の為には、
自立した産業が必要だと見解を統一。

 

そして車の次はロボットである、
そして高齢化社会を見据えた
福祉ロボットに可能性を見出しました。

 

しかしながら、6人のメンバーは、
印刷、写真、看板業など全くの専門外の人間

 

そこで、福祉ロボットの第一人者である、
山本圭治郎(神奈川工科大学教授)に、
アドバイスを求めました。

パワーアシストハンドの開発

パワーアシストハンド

山本教授のアドバイスを受け、
パワーアシストハンドを試作。

 

厚木市内外の病院を回り、
試作品の使用をしてもらい、
その声を集めることで改良をしていきました。

 

脳機能障害や骨折などをした患者に対しての、
リハビリ効果が高く、非常に高い評価を得ています

Sponsored Link

そんなパワーアシストハンドの価格は、
298,000円(税別)

 

無料で試用をすることも出来るようです。

 

↓パワーアシストハンドの紹介動画

次なる開発

パワーアシストレッグ

現在はパワーアシストハンドの進化版を開発中で、
片方の手と同じ動きを、そのままもう一方の手で再現するという、
ロボットの制作に取り組んでいます。

 

さらに、手だけではなく足のリハビリをアシストするような
ロボット(パワーアシストレッグ)の試作も進んでいます。

 

中小企業がロケットを飛ばすという話が以前にありましたが、
いくつになっても夢を見るというのは、
ドラマチックで素敵だなと改めて思いました。

Sponsored Link
         

コメントを残す




このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください