プロフェッショナルに出演した古田武さん。南麻布のレジュイールというクリーニング店の会長です。
「新品と並べて見分けがつくのはプロの仕事じゃない」と豪語する古田さん。
気になるその料金と期間について、調べてみました!
クリーニング店なのに、契約書が必要?
古田武さんが経営しているレジュイールでは、
初めてクリーニングの依頼を出す際に契約書の取り交わしが
必要になるそうです。
一着100万円以上もする高額品を扱うこともあるので、
万が一があった際のトラブルを避けるためであると思われます。
そしてその品質の高い仕事ゆえに、普通のクリーニング店の感覚で
利用されると困るため、写真の通り「クリーニング店」という表記をしていないそうです。
確かにネクタイのシミを取るために、一回縫い目をほどいてからシミを抜き、
再度縫い直すという丁寧な仕事ぶりから考えると、
普通のクリーニング店では無いですよね。
そのため、「服のお医者さん」という呼ばれ方も
しているようです。
レジュイールの料金と期間
公式ホームページには料金の記載がされていません。
その理由は、
普通のクリーニングとは内容も価格も仕上りも違うことをどうかご理解下さい。
お洋服の素材・汚れの程度によって時間も作業内容も変わってきます。その為、弊社では「料金表」を設けておりません。
と書かれています。
これはあくまで目安ですが、
実際に頼んだ人の話によれば、
コットンブラウス 5,200円
スーツ 30,000円
というような料金だったようです。
確かに、一般的なクリーニング店とは
全く価格帯が異なりますね。
Sponsored Link
そして気になる期間ですが、
毛皮、レザー、ドレス等の期間が必要な製品以外は、
最短1週間で仕上げることが可能だそうです。
また、平均的な期間は2週間~1ヶ月ということでした。
知られざる苦悩と勉強の日々
婦人服専門のクリーニング店としてオープンした
レジュイールですが、開業当初は大赤字だったそうです。
しかし、高級マンションに狙いを定めて営業をかける中で、
次第に管理人とコネが出来始め、お客さんを紹介してもらえるように
なりました。
そうして、営業が軌道に乗った後でも、お客さんから
「着心地が悪い」
という意見をもらうと、
その原因を探るためにパリに足を運んで勉強したとか。
なんでも、日本はかなりのクリーニング後進国らしく、
欧州が最先端で中でもイタリアはピカイチらしいです。
普通の主婦でも、かなりのアイロンの技術を身につけているそうです。
イタリア人がオシャレだと言われている影には、
イタリア主婦のクリーニング技術があるのかもしれませんね!